よくあるご質問
購入した生体が餌を食べません。
A.購入後新しい環境へと移るとストレスから餌を食べなくなる事がしばしば起こります。また、そのストレスから消化器系の働きが弱まることもあります。購入直後の給餌は控え、十分な飲み水を与えてまずは生体の環境を整えてあげましょう。 初めての給餌は最低でも丸一日空けてからが良いです。
脱皮がうまくできていないようです。
A.爬虫類や両生類など脱皮を行う動物は基本的に自分の力で最後まで脱皮を行います。少し残っている程度ならばそのまま様子を見ましょう。長い間皮が残っている場合はぬるま湯で皮をふやかしてからピンセットなどで優しく皮を取り除いてあげてください。
トカゲの飼育にカルシウム剤は必要ですか?
A.必要です。 骨の生成においてリンとカルシウムの比率は非常に重要です。 爬虫類の餌として利用されることの多いコオロギやゴキブリは理想とされるリンとカルシウムの比率に対してカルシウムが不足しています。これを補うためにもカルシウム剤を添加して給餌するようにしましょう。
カルシウム剤にビタミンD3入のものがあってどちらを使えば良いか分からない。
A.ビタミンD3は骨の生成を行うために重要な物質です。 多くの爬虫類は日光浴によって紫外線を受け、ビタミンD3を生成します。屋内で飼育される爬虫類はこのビタミンD3が不足するためビタミンD3入りのカルシウム剤を添加します。紫外線を照射するランプを利用した場合にも十分な紫外線量には満たないためビタミンD3入りのカルシウム剤を利用しましょう。 しかし、ビタミンD3の過剰摂取はカルシウムの体組織への沈着を引き起こす恐れがあるため過剰な添加は避けます。 また、夜行性の爬虫類はビタミンD3をそれほど必要としないためビタミンD3の入っていないカルシウム剤を添加しましょう。
ランプの種類が多くてどれを使えばいいか分かりません。
A.各メーカーから様々なランプが販売されていますが、大きく別けると4つです。
- 熱が発するが紫外線は照射しないもの
- 熱は発しないが紫外線は照射するもの
- 熱を発して、紫外線も照射するもの
- 爬虫類の不可視光線、赤外線を照射するもの これらを踏まえて動物に合ったランプを使用します。
底に敷く床材は何を使えばいいでしょうか?
A.床材に求める機能は主に以下の5点です。
- 保温機能がある
- 動物が誤って飲み込んでも害が少ない
- 掃除がしやすい
- 保湿機能がある
- 見栄えが良い 飼育されている動物には上記のどの機能が必要か、お客様が何を重視するかによって使用されるべき床材は異なります。